コラム


住宅関連記事・ノウハウ

「ハウスネットギャラリー」より転載

人生百歳元気で快適に住む(1)「今何が必要か?を考える」


○今回のポイント 1 家族のためにできることを考えた環境や家づくりが重要
○今回のポイント 2 AIは人を助けることに特化すると問題点が解決する?

 令和になって早1カ月が過ぎ去りました。しかもその間にも国際情勢はあちこちで緊張し、国内では人口が確実に40万が減りそのスピードはさらに増すと言う…まさに言われている人口減のみならず高齢化がさらに進むと言うことが大きな懸念です。一方で、各地の空き家は800万軒を超す勢いで。核家族化が進んで、親たちの土地や住まいは廃墟と化し、その街や村もさらに過疎化し負の資産が増え続け今までの価値観が変貌しているのです。
こんな由々しき状況の中で若い世代も、政治も行政も、さらには肝心のメデアさえも目先の興味を引く出来事やトピックスだけを取り上げ、ただ伝達するだけで済ませている感がするのです。
今まで多くの家や建物を設計し、都市や社会の関係性を身に感じて勤めて来た職責が自身も高齢化して今ひしひしと感じることが「家族」です。まさに家族あっての家庭であり、街であり社会なのです。
そこからはじき出された荒んだ家族の問題や高齢者の車両事故、さらには年金をめぐる財務経済の長の「老後は2000万円不足する」発言であり、これを高齢者の数を掛け合わせるだけで完全に国家滅亡の危機であり、人生の危機を誰もが感じるのです。しかもこの悲壮感がわが国だけではなく、世界的にじわじわと起きていることなのです。

日常の生活を見直すことで家づくりに必要なものが見えてくる

 せっかく核家族となって新生を夢見た若者たちも気が付けば、わが子育てのみならず夫婦双方の老いた親たちを抱きかかえて生きて行くことになるのです。一時流行った?地域創生やふるさと再生も小耳に良い言葉遊びだけで何の実態も成果も感じられないのはそのせいでしょうか?
そこに何の想像も具体的な手立てもなく、企業も政治も小耳に良い再開発やオリンピックはては万博などと目を引くイベントを立ち上げてもかつてのような国民的なレガシ-もなく、またそれを感じ取ることさえできないのです。
その最たるものが自動運転をはじめとするAIであり、それがまるで企業が生き残る為の巨大な投資であったり、「都民ファースト」に始まった・・・ファ-ストであり、それらが単に企業間、政党間果ては国家間のキャンペーンとしか思えず誰もが失笑し失望しているのです。
「・・・ファースト」と言うなら、それこそまずは「わが身ファースト」であり、「わが家ファースト」で、そのためにわが家族をどうするか?わが親をどうするか?そして親はわが子、わが孫の将来を考え日常の生活を根本から考えることではないでしょうか。
企業に勤める人は投資家ではなくわが身わが家族のために何をすべきか、行政に係わる人も自分のこと、さらにわが子の為になるか?が一番でその方針や政策が見えてくるはずです。すると・・・「AIは便利の為ではなく、高齢者の運転を徹底補助し、異変を感じ取り、子どもたちの命を救う。家づくりや再開発も子どもたちや老人を見守る安全環境開発とし、企業も従業員の子育てや家族を支援し、さらにその高齢者を雇用するなど、「ホンネのファースト」とするのです。
これは理想論のようなのですが、実はこれらは私たちが昔からやってきた当たり前のことなのです。これで人々の価値観が変わり今必要なことが何かを見つけ、家づくり、家庭づくりに必ず生かされるはずなのです。ではそれは一体何なのか?
次回は今住まいに必要なのは何か?「子どもたち、若い世代の為」です。
 いずれも人に広く見せる為でなく、ワザとらしく演出するのではなく、自身や家族のためにさりげなく演出することが大切です。



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